台湾市場にInFocus M372を投入へ、亞太電信向けVoLTE対応スマートフォンか
- 2015年12月21日
- Android関連
Chiun Mai Communication Systems(群邁通訊)製のFDD-LTE/W-CDMA/GSM端末「InFocus M372」が2015年12月18日付けで国家通訊伝播委員会(NCC)の認証を通過した。
認定番号はCCAF154G0321T6。
モバイルネットワークはFDD-LTE/W-CDMA/GSM方式で認証を受けている。
Bluetoothや無線LANの周波数でも通過している。
InFocus M372は未発表端末の型番(モデル番号)である。
InFocusブランドのスマートフォンで、型番規則よりInFocus M370のマイナーチェンジ版となることが分かる。
台湾の移動体通信事業者であるAsia Pacific Telecom(亞太電信)向けに投入されるVoLTE (Voice over LTE)対応スマートフォンとなる可能性がある。
Asia Pacific Telecomは自社のネットワークではVoLTEの準備を進めているが、商用サービスでは利用していない状況にある。
2015年12月末にAsia Pacific Telecomは音声通話をVoLTEのみで提供しているAMBIT Microsystems(國碁電子)と合併することが決まっており、AMBIT Microsystemsとの合併に合わせてVoLTEの提供を本格化する可能性が考えられる。
なお、InFocus M372のハードウェアはFoxconn Technology Group(鴻海科技集団)傘下のChiun Mai Communication Systemsが開発および製造を手掛けている。
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