タイのJasmine Internationalが携帯電話サービスを開始する準備ができていることを明かす
- 2015年12月22日
- 海外携帯電話
タイのJasmine Internationalは移動体通信事業を開始するための準備ができていることを明らかにした。
Jasmine Internationalは傘下のJas Mobile Broadbandが周波数オークションを通じて900MHz帯の獲得に成功し、タイにおける移動体通信事業への新規参入が決定した。
すでに移動体通信事業を開始するための準備ができていることを明らかにしており、1契約あたりの月間平均収入(ARPU)は599~899タイバーツ(約2,000~3,000円)とすることを目指すという。
なお、900MHz帯の展開には条件が設けられており、4年以内に人口カバー率を50%以上、8年以内に人口カバー率を80%以上とすることが義務付けられている。
Jasmine InternationalはJas Mobile Broadbandを通じて移動体通信事業には新規参入となるが、通信事業としてはタイ国内におけるブロードバンドサービスを展開している。
ブロードバンドサービスはJasmine International傘下のTriple T Internetが3BBとして手掛けている。
タイメディアの報道によるとJasmine Internationalは移動体通信事業への新規参入にあたり、タイ国外の移動体通信事業者と提携することを模索していると伝えられており、公式発表ではないものの提携相手としては日本のSoftBankや韓国のSK Telecomが候補として挙げられている。
タイにおける移動体通信事業への新規参入は、香港特別行政区のHutchison Wireless MultiMedia HoldingとタイのCommunications Authority of Thailand (現CAT Telecom)が合弁で設立したHutchison CAT Wireless MultiMedia以来で、約13年ぶりの新規参入となる。
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