韓国のSK Telecomがオンラインショップの販売ランキングを公開、中価格ではNexus 6Pがトップに
- 2015年12月25日
- 海外携帯電話
韓国のSK Telecomは2015年12月第3週のT world Directにおけるスマートフォンの販売ランキングを公開した。
T world DirectはSK Telecomが運営する公式のオンラインショップで、3つのカテゴリに分けてトップ5を発表している。
カテゴリは最高の性能の備えたプレミアムスマートフォン、価格と性能のバランスが取れたミッドレンジのスマートフォン、負担が少ない低価格のスマートフォンに分けられており、高価格帯、中価格帯、低価格帯の3つのカテゴリと考えて差し支えないだろう。
高価格帯のカテゴリではトップがApple iPhone 6sの64GBモデルで28.2%、2位がApple iPhone 6sの16GBモデルで13.8%、3位がSamsung Galaxy Note5の64GBモデルで13.8%、4位がApple iPhone 6s Plusの64GBで8.1%、5位がSamsung Galaxy Note5の32GBモデルで7.1%となっている。
中価格帯のカテゴリではトップがHuawei Technologies(華為技術)製のGoogle Nexus 6Pの32GBモデルで34.6%、2位がFIH Mobile製のTG&Co. LUNAで28.4%、3位がLG Electronics製のGoogle Nexus 5Xの32GBモデルで20.0%、4位がSamsung Galaxy A5で9.7%、5位がGoogle Nexus 5Xの16GBモデルで5.8%である。
低価格帯のカテゴリではトップがSamsung Galaxy Folder 3Gで24.8%、2位がSamsung Galaxy J5で18.5%、3位がSamsung Galaxy Grand Maxで15.8%、4位がLG Classで12.3%、5位がLG band Playで8.9%となる。
高価格帯にはLG Electronics製のスマートフォンが入らず、AppleとSamsung Electronicsの2社が占めている。
韓国ではApple iPhone 6sおよびApple iPhone 6s Plusより2ヶ月ほど早くにSamsung Galaxy Note5が発売されているが、2015年12月に入っても依然としてSamsung Galaxy Note5の人気が続いている。
Google Nexus 6Pは高価格帯に含めても悪くないように感じるが、高価格帯に含まれているスマートフォンと比べると中価格帯の分類でも問題ない気はするところであるが、そもそも中価格帯は価格の幅が広いような印象を受けるところである。
韓国の移動体通信事業者としてはSK Telecomのみが取り扱っているTG&Co. LUNAやLG band Playがランキングに入っていることも印象的である。
なお、TG&Co. LUNAの発売当初はSK Telecomが独占的に販売していたが、遅れて仮想移動体通信事業者(MVNO)であるCJ HelloVisionも取り扱いを開始している。
Samsung Galaxy Note5の人気が続いていることからも分かるが、実際に使っていて良い製品であると感じている。
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