ナイジェリアの携帯電話事業者MTN NigeriaがVisafoneの買収を完了
- 2016年01月08日
- 海外携帯電話
南アフリカのMTN傘下でナイジェリアの移動体通信事業者であるMTN Nigeria Communicationsは同じくナイジェリアの移動体通信事業者であるVisafone Communicationsは、MTN Nigeria CommunicationsがVisafone Communicationsの買収を完了したことを明らかにした。
ナイジェリアの行政機関で電気通信事業を管轄するNigerian Communications Commission (NCC)は2015年第4四半期にMTN Nigeria CommunicationsによるVisafone Communicationsの買収を承認しており、これを受けてMTN Nigeria CommunicationsはVisafone Communicationsの買収を完了した。
MTN Nigeria Communicationsは移動体通信サービスでW-CDMA/GSM方式を採用し、固定通信サービスでTD-LTE/WiMAX方式を採用している。
一方でVisafone Communicationsは移動体通信サービスでCDMA2000方式を採用しており、移動体通信サービスでFDD-LTE方式を導入するために周波数を取得済みである。
MTN Nigeria CommunicationsはVisafone Communicationsが保有する周波数でFDD-LTE方式を導入する見込みで、またCDMA2000方式のサービスは近い将来に終了させることも検討している模様である。
なお、MTN Nigeria CommunicationsはVisafone Communicationsを買収するにあたり、Visafone Communicationsの従業員の約2000人を解雇したとされている。
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