新生・Pantech最初のスマートフォンとなるPantech V950は中国向けHisense Jingang IIがベースに
- 2016年01月23日
- Android関連
韓国のPantechが準備しているスマートフォン「Pantech V950」は中国で販売されているQingdao Hisense Communication(青島海信通信)製のスマートフォン「Hisense Jingang II C20 (海信 金剛II C20)」がベースとなることが分かった。
経営難に陥っていたPantechであるが、SOLiDとOptisがPantechを買収するための特殊目的法人として設立したSMA Solution Holdingsを通じてPantechを買収しており、Pantech V950はSMA Solution Holdings傘下のPantechとしては初めてのスマートフォンとなる見通し。
Pantech V950はすでに実機画像やスペックがリークされており、判明した情報からHisense Jingang II C20がベースとなることが分かる。
Hisense Jingang II C20はOSにAndroid 5.1 Lollipop Versionを採用したスマートフォンである。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 415 (MSM8929)を搭載する。
CPUはオクタコアで動作周波数が1.4GHzとなっている。
ディスプレイは約5.0インチHD(720*1280)液晶を搭載している。
カメラはリアに約1300万画素CMOSイメージセンサ、フロントに約500万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はFDD-LTE 2100(B1)/1800(B3) MHz, TD-LTE 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII) MHz, TD-SCDMA 2000(B34)/1900(B39) MHz, CDMA2000 800(BC0) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
LTE UE Category 4に対応しており、通信速度は下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsとなる。
SIMカードはデュアルSIMで、2個のMicro SIM (3FF)サイズのSIMカードスロットを備えている。
Bluetooth 4.0や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)にも対応している。
システムメモリの容量は2GBで、内蔵ストレージの容量は16GBである。
IP67に準拠した防水性能や防塵性能を備えている。
電池パックの容量は3200mAhとなっている。
カラーバリエーションは白色と黒色の2色展開である。
中国における定価は1,799人民元(約32,000円)に設定されているが、Hisense Group(海信集団)の公式オンラインショップでは1,599人民元(約29,000円)で販売されている。
Qingdao Hisense Communicationを含むHisense Groupの各社はHisenseブランドでもスマートフォンを展開しているが、インドネシアなどではスマートフォンのODM事業も手掛けている。
Pantech V950はPantechブランドを冠するものの、開発や製造はQingdao Hisense Communicationが担当すると考えられる。
通信方式や周波数はHisense Jingang II C20から変更されると思われる。
また、Pantech V950はベトナムで販売する予定とされているが、Hisense Groupはインドネシアのスマートフォン市場におけるノウハウを保有しており、インドネシアへの参入を再建策のひとつとして挙げているPantechはHisense Groupと提携してインドネシアに参入する可能性がある。
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OEMなのか
残念です。。。
先日はIIJ meetingでお世話になりました。
ヨドバシ一緒に行ったやつですw
こちらこそ、先日はありがとうございました。
今後も機会がございましたら、よろしくお願いいたします。