バーレーン政府がプリペイドSIMの登録を厳格化、登録枚数の上限は30枚に
- 2016年02月08日
- 海外携帯電話
バーレーンの行政機関で電気通信事業などを管轄するTelecommunications Regulatory Authority (TRA)はプリペイドSIMカードの規則を改正し、2015年12月31日から7ヶ月以内に改正後の規則を有効化することを発表した。
プリペイドSIMカードの規則改正ではプリペイドSIMカードの登録を義務化、プリペイドSIMカードの登録枚数に上限の設定、プリペイドSIMカードを取り扱う販売店の認証が含まれている。
バーレーンでは携帯電話事業者や広帯域移動無線アクセスシステム(BWA)事業者がSIMカードを発行しているが、対象は携帯電話事業者であるBahrain Telecommunications (Batelco)、VIVA Bahrain、Zain Bahrainの3社となっている。
これによりバーレーンで携帯電話事業者のプリペイドSIMカードを購入する際には、購入時に個人情報を登録して電話番号と紐づけることが必須となる。
また、1人あたりのプリペイドSIMカードの登録枚数は携帯電話事業者1社につき10枚が上限となっており、1人あたり合計で30枚まで登録することができる。
携帯電話事業者の直営店や代理店など、プリペイドSIMカードを取り扱う販売店はTelecommunications Regulatory Authorityによる承認が必要となり、正確にプリペイドSIMカードの登録業務を遂行するとTelecommunications Regulatory Authorityが認めた販売店のみプリペイドSIMカードの販売を許可するものと思われる。
消費者を詐欺など携帯電話を利用した犯罪行為から保護するための施策と説明しており、プリペイドSIMカードを規則に従わずに利用した場合は法的に責任を問われることがあると注意している。
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