Vodafoneがザンビアで第4の携帯電話事業者として参入か
- 2016年03月16日
- 海外携帯電話
英国を拠点とするVodafoneはザンビアで第4の移動体通信事業者として新規参入する見通しであることが分かった。
海外メディアによると、Vodafoneは2016年4月または2016年5月にザンビアで移動体通信サービスを開始する計画で準備を進めているという。
Vodafoneは移動体通信サービスの開始に向けて、ザンビアで最大規模の大学であるザンビア大学の学生や卒業生を雇用するために勧誘しているとのことである。
なお、Vodafoneのザンビアにおける新規参入に関して、Vodafoneおよびザンビアの政府機関で電気通信事業などを管轄するZambia Information and Communication Technology Authority (以下、ZICTA)はコメントを拒否している模様である。
ザンビアの移動体通信事業者はインドのBharti Airtel傘下のAirtel Networks Zambia、南アフリカのMTN傘下のMTN Zambia、ザンビア政府が出資するZambia Telecommunications (ZAMTEL)の3社であるが、貧困層が少なくない中で通信料金が高いと指摘されており、また不十分なネットワークの整備により輻輳も頻繁に発生しているという。
ZICTAは競争促進を目的として新規参入を促し、通信料金の低廉化やネットワークの品質向上を狙っており、Vodafoneを第4の移動体通信事業者と迎え入れる可能性は十分に考えられる。
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