タイ当局、Jas Mobile Broadbandが放棄した周波数のオークションを4ヶ月以内に実施へ
- 2016年03月23日
- 海外携帯電話
タイの政府機関で電気通信事業などを管轄するNational Broadcasting Telecommunications Commission (以下、NBTC)はタイのJasmine Internationalの子会社であるJas Mobile Broadbandが放棄した周波数を再び周波数オークションで割り当てる方針を明らかにした。
Jas Mobile BroadbandはNBTCが2015年12月に実施した900MHz帯の周波数オークションで10MHz幅*2を756億5,400万タイバーツで落札しており、落札額と手数料を分割払いで支払う必要があった。
分割払いは4回の支払いに設定されており、2016年3月21日の16時30分(タイ標準時)までに1回目の支払いと金融機関による融資証明の提出が必要であったが、Jas Mobile Broadbandはこの手続きを完了できず、実質的に900MHz帯を放棄したことになる。
NBTCによる規定に従って2016年3月21日から4ヶ月以内に周波数オークションを再び実施することになるが、周波数オークションの開始額はJas Mobile Broadbandの落札額となり、あまりにも高額であるため入札者が現れない可能性もある。
入札者が現れない場合は1年後に周波数オークションを実施して割り当てる見通しで、具体的な決定は改めて発表する計画である。
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