SoftBankが気球を用いた臨時基地局を運用
- 2016年04月18日
- SoftBank-総合
SoftBankは平成28年熊本地震の影響を受けて、被災地支援の一環で気球を用いた臨時基地局を運用していることを明らかにした。
2016年4月17日より係留気球無線中継システムによる臨時基地局を運用している。
提供場所は福岡県八女市矢部村の高巣公園周辺となっており、W-CDMA方式の2.1GHz帯(Band I)でサービスを提供している。
主に福岡県大川市から大分県大分市を結ぶ国道442号の一部をカバーしており、国道442号は福岡県と熊本県阿蘇市を往来する重要なルートのひとつで、被災地支援に向かう人々の通信を確保する。
試験などを除いて実際の災害支援で係留気球無線中継システムによる臨時基地局を運用することは初めてで、SoftBankは係留気球無線中継システムによる臨時基地局のほかに移動基地局車や可搬型基地局も配備して災害支援に取り組んでいる。
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