フィリピンの携帯電話事業者Smartが5つの周波数の利用権を取得
- 2016年06月01日
- 海外携帯電話
フィリピンの政府機関で電気通信事業などを管轄するNational Telecommunications Commission (NTC)はPhilippine Long Distance Telephone (フィリピン長距離電話:PLDT)の完全子会社でフィリピンの移動体通信事業者であるSmart Communicationsに対して新たな周波数の利用を許可した。
National Telecommunications CommissionがSmart Communicationsに対して利用を許可した周波数は700MHz帯、900MHz帯、1.8GHz帯、2.3GHz帯、2.5GHz帯となり、詳細な周波数範囲は下記の通りである。
720.5~738.0 MHzおよび775.5~793.0 MHz
885.0~890.0 MHzおよび930.0~935.0 MHz
1717.5~1725.0 MHzおよび1812.5~1820.0 MHz
2365.0~2380.0 MHz
2629.0~2669.0 MHz
FDD-LTE方式またはTD-LTE方式で利用する見通しで、700MHz帯はFDD-LTE方式のBand 28、900MHz帯はFDD-LTE方式のBand 8、1.8GHz帯はFDD-LTE方式のBand 3、2.3GHz帯がTD-LTE方式のBand 40、2.5GHz帯がBand 41に該当する。
なお、Smart Communicationsの親会社であるPhilippine Long Distance TelephoneとNTT DOCOMOには資本関係があり、NTT DOCOMOはPhilippine Long Distance Telephoneの株式8.6%を保有している。
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