ネパールの携帯電話事業者Ncellが基地局の破壊行為に対して非難する声明を発表
- 2016年06月18日
- 海外携帯電話
マレーシアのAxiataの子会社でネパールの移動体通信事業者であるNcellは通信設備の破壊行為に対して非難する声明を発表した。
ネパールでは2016年6月11日以降にNcellの基地局が物理的に破壊される事件が発生しており、24の基地局が破壊されたことを確認したという。
Ncellは声明で基地局の破壊行為を停止するよう呼びかけ、基地局の破壊行為は重大な犯罪であり、正体不明のグループによる破壊行為を非難すると述べている。
基地局を破壊したグループは正体不明として特定されておらず、組織的な犯罪との見方が強い。
被害状況としては農村部に暮らす約55万人の通信を阻害したとのことで、Ncellは被害を受けた基地局に担当者を派遣して被害の程度など情報収集や復旧に努めるとしている。
また、この事件はネパールの政府機関で電気通信事業などを管轄するNepal Telecommunications Authority (NTA)に報告済みで、今後はNcellの基地局を含めた通信設備を守るためのセキュリティを強化する方針も明らかにしている。
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