フィリピンの携帯電話事業者Globe TelecomがAPT700のエリアを拡大
- 2016年06月27日
- 海外携帯電話
フィリピンの移動体通信事業者であるGlobe TelecomはLTEサービスにおいてAPT700 FDDとも呼ばれるFDD-LTE方式の700MHz帯(Band 28)を導入しており、新たに700MHz帯の提供エリアを拡大したことを明らかにした。
2016年5月下旬にフィリピンの政府機関で電気通信事業などを管轄するNational Telecommunications Commission (NTC)がGlobe Telecomに対して700MHz帯を含めた複数の周波数の利用を許可しており、これを受けてGlobe Telecomは2016年6月上旬より700MHz帯の展開に着手している。
まずはマニラ首都圏ケソンシティのディリマンに位置するハーディン・ナン・ブーゲンビリアにおいて1局の基地局から700MHz帯の運用を開始しているが、2016年6月下旬には新たに10局以上の基地局で700MHz帯の運用を開始したという。
700MHz帯におけるLTEサービスは基地局から半径2.2kmのエリアをカバーし、提供エリアの拡大や通信品質の向上を実現するとアピールしている。
2016年6月から数ヶ月以内に、200局以上の基地局で700MHz帯の運用を開始する方針とのことである。
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