シンガポールの携帯電話事業者StarHub Mobileが上りでCAと64QAMを導入へ、上り最大150Mbpsに高速化
- 2016年07月26日
- 海外携帯電話
シンガポールのStarHubの子会社でシンガポールの移動体通信事業者であるStarHub Mobileは上りでLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)を導入すると発表した。
キャリアアグリゲーションはFDD-LTE方式の2.6GHz帯(Band 7)と1.8GHz帯(Band 3)を使うことになり、20MHz幅のコンポーネント・キャリアを2つ束ねて計40MHz幅とする。
また、キャリアアグリゲーションに加えて変調方式は64QAMを導入することも明らかにしている。
変調方式は64QAMを導入することで、従来の16QAMと比べて通信速度は帯域幅が同じであれば1.5倍となる。
キャリアアグリゲーションと64QAMを組み合わせることで、通信速度は上り最大150Mbpsに達する。
上り最大150Mbpsで利用するためには端末側がLTE UL Category 13に対応する必要がある。
これまでStarHub Mobileは上り最大50Mbpsで提供しており、上りの通信速度は3倍の高速化を実現することになる。
2016年末にマリーナベイ地区およびオーチャード地区で上り最大150Mbpsに高速化し、2017年にシンガポール全土に拡大する計画である。
Nokia Solutions and Networksと協力して上りのキャリアアグリゲーションや64QAMを導入することを明らかにしている。
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