バングラデシュ当局、Robi AxiataとAirtel Bangladeshの合併を承認
- 2016年08月03日
- 海外携帯電話
バングラデシュの政府機関で電気通信事業などを管轄する郵政通信情報技術省の郵政通信局はバングラデシュの移動体通信事業者であるRobi AxiataとAirtel Bangladeshの合併を承認した。
Robi AxiataとAirtel Bangladeshは2016年前半中に合併の完了を目指していたが、合併の完了が遅れている状況にあった。
合併の方式は吸収合併となり、Robi Axiataを存続会社、Airtel Bangladeshを消滅会社とする。
Robi AxiataはマレーシアのAxiataと日本のNTT DOCOMOの合弁会社で、出資比率はAxiataが91.6%、NTT DOCOMOが8.4%となり、Airtel BangladeshはインドのBharti Airtelの全額出資子会社である。
合併が完了すれば、合併後のRobi Axiataへの出資比率はAxiataが68.7%、Bharti Airtelが25.0%、NTT DOCOMOが6.3%となる。
バングラデシュの省庁間会議では合併手数料および周波数取得料を決定しており、合併手数料を10億バングラデシュタカ、Airtel Bangladeshを吸収することで追加取得する周波数取得料は1MHz幅あたり3億3,800万バングラデシュタカと定めた。
Airtel BangladeshはGSM用の周波数として15MHz幅を保有しており、Robi Axiataは周波数取得料として50億7,000万バングラデシュタカを支払うことになる見通し。
また、合併の条件として従業員の雇用を確保するために、Robi Axiataに対して人的資源の管理に関する具体的な計画を提出するよう要望している。
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