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ミャンマー当局、2017年にSIMカードの利用登録を義務化



ミャンマー(ビルマ)の政府機関で電気通信事業などを管轄する運輸・通信省は2017年3月31日より利用登録を済ましていないSIMカードはブロックする計画を明らかにした。

SIMカードの利用登録はSIMカードの電話番号と利用者の個人情報を紐づけるもので、個人情報が登録されていないSIMカードを利用した詐欺などの犯罪や、テロなど犯罪のための連絡手段として活用されることを防ぐ狙いなどがある。

個人情報の登録にはミャンマー国籍であれば国民登録証、学生証、運転免許証、パスポート、外国籍であればパスポートを提示し、氏名、誕生日、性別、国籍などを登録するという。

SIMカードの利用登録を義務化して安全性を確保することで、モバイル端末からモバイルマネーやオンラインショッピングなどの利用も促進し、情報通信技術の発展を目指す。

運輸・通信省は2017年3月31日までにSIMカードの利用登録を完了するよう移動体通信事業者に要求しており、ミャンマーの移動体通信事業者はすでにSIMカードの利用登録の手続きを受け付けている。

ミャンマーでは約4,800万の有効なSIMカードが利用されているが、利用登録が完了した割合は不明としている。

運輸・通信省

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