タイ当局、TOTの2.3GHz帯を用いた無線通信サービスの計画を却下
- 2016年08月25日
- 海外携帯電話
タイの政府機関で電気通信事業などを管轄するNational Broadcasting Telecommunications Commission (以下、NBTC)はタイの移動体通信事業者であるTOTが提案した2.3GHz帯を用いた無線通信サービスの事業計画を却下したことがタイメディアの報道で分かった。
2016年8月4日よりTOTは2.3GHz帯で無線通信サービスのトライアルを実施しており、将来的には2.3GHz帯を用いた無線通信サービスを商用化する方針を示している。
TOTは2.3GHz帯の64MHz幅も保有しており、TD-LTE方式で利用する見通しである。
しかし、NBTCは商用化の具体的な時期など重要な要素が欠けていることを理由に、TOTが提出した事業計画を却下したという。
NBTCはTOTに対して事業計画の修正案を提出するために3ヶ月の期間を与えたことも明らかにされている。
仮にTOTは2017年末までに2.3GHz帯を用いた無線通信サービスを商用化することに失敗すれば、2.3GHz帯は返却する必要があるという。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。