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Samsung Galaxy Note7の爆発事故、半数は韓国で発生したことが判明



韓国のSamsung Electronicsは2016年9月2日に緊急会見を開催してフラッグシップのスマートフォン「Samsung Galaxy Note7」を販売停止およびリコールすると発表した。

Samsung Galaxy Note7の爆発事故が韓国を中心に相次いで発生したことを受けて、Samsung Electronicsは詳細な調査を実施し、Samsung Galaxy Note7の電池に欠陥があることを認めて販売停止とリコールに踏み切った。

韓国では製品安全基本法および電気用品安全管理法に基づき、製造業者は重大な事故が発生すれば事故の把握から48時間以内に報告書を韓国の政府機関である産業通商資源部の傘下組織である国家技術標準院に提出する必要があり、韓国民主党の議員は報告書を入手して記載内容を公表したことが分かった。

記載内容は韓国メディアを通じて報道されており、2016年9月4日までに受理したSamsung Galaxy Note7の電池に関する事故は合計で35件となり、そのうち17件が韓国国内、18件が韓国国外という。

受理されていない事例や、交換までの期間に事故が発生する可能性も含めると、事故件数はさらに増加すると見込まれている。

韓国向けには約49万台が製造を完了し、Samsung Electronicsは韓国だけで約43万台を販売したと説明したが、具体的には約42万9,000台を販売したとのことである。

事故件数は韓国国内での発生が約半数となるが、韓国では問題の電池を含む個体の割合が高かったうえに販売台数が多かったことが考えられる。

参考までに、韓国に限定すると100万台あたり40台の事故が発生する計算となる。

問題を解消したSamsung Galaxy Note7との交換は2016年9月5日より開始した国と地域も存在するが、韓国は2016年9月19日から開始することが移動体通信事業者より発表済みで、Samsung Electronicsは交換用のSamsung Galaxy Note7の在庫に余裕がある国と地域から交換を順次実施すると説明している。

デジタルタイムズ

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