韓国の携帯電話事業者各社がGalaxy Note7に関する対応を案内、専用コールセンター設置も
- 2016年09月06日
- Android関連
韓国のSamsung Electronicsはフラッグシップのスマートフォン「Samsung Galaxy Note7」が韓国を中心として爆発する事故が相次いで発生したことを受けて、調査を経てSamsung Galaxy Note7の電池に問題があることを確認し、世界的にSamsung Galaxy Note7を販売停止およびリコールすると発表した。
一部の国はリコールの対象外となるが、爆発事故の発生件数が多い韓国は当然ながらリコール対象に含まれており、Samsung Galaxy Note7を取り扱う韓国の移動体通信事業者各社は対応に追われている。
2016年9月5日に韓国の移動体通信事業者であるSK Telecom、KT、LG Uplus (LG U+)の全3社は一斉にSamsung Galaxy Note7に関する対応を明らかにしている。
SK TelecomはSamsung Galaxy Note7の顧客ケアプログラムを開始すると発表しており、2016年9月19日から交換を順次実施する。
Samsung Galaxy Note7に関する専用コールセンターを設置し、Samsung Galaxy Note7を購入した顧客全員に詳細な交換方法や日程をメッセージで通知し、代理店を含めた韓国全土のSK Telecomの取扱店に顧客対応システムの構築を完了したという。
顧客がSamsung Galaxy Note7を交換するにあたり、不便を最小限とするよう最善を尽くすとのことである。
KTも2016年9月19日よりKTの取扱店でSamsung Galaxy Note7の交換を受け付ける。
顧客や代理店からの問い合わせに迅速に対応するため、Samsung Galaxy Note7に関する専用コールセンターを運営している。
Samsung Galaxy Note7の交換で色を変更することは不可で、Samsung Galaxy Note7の利用をやめて開通をキャンセルする場合は、それに伴って発生する違約金を免除するという。
2016年9月11日までに具体的な交換方法を決定し、顧客にはメッセージで通知するほか、2016年9月末までにSamsung Galaxy Note7を交換した顧客には特典も用意する計画である。
LG UplusはSamsung Galaxy Note7リコールケアの実施を明らかにしており、Samsung Galaxy Note7のリコールに関するガイドを定めてLG Uplusの取扱店で共有する。
Samsung Galaxy Note7を購入した顧客にはメッセージで具体的な交換手順などを案内し、代理店を含む韓国全土のLG Uplusの取扱店で2016年9月19日より交換を受け付ける。
開通キャンセルなど各種違約金も免除する方針としており、顧客に不快感を与えないよう努力するとのことである。
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