インドの携帯電話事業者Telenor India、2016年Q3は対前期比減益に
- 2016年10月31日
- 海外携帯電話
ノルウェーのTelenorは2016年第3四半期の決算発表資料を公開し、Telenor傘下でパキスタンの移動体通信事業者であるTelenor (India) Communicationsに関する業績などを公表した。
Telenor (India) Communicationsの携帯電話サービスの加入数は4,472万件2,000件で、前四半期の4,490万7,000件から減少した。
決算発表資料で加入数が公開されてから、2013年第2四半期以降は加入数の増加が続き、12四半期以上も連続で増加したことになるが、久しぶりに減少に転じた。
インドルピーベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)は92インドルピー(約145円)となり、前年同期の91インドルピー(約143円)からわずかに増加、前四半期の93インドルピー(約146円)からわずかに減少した。
収益は15億4,500万ノルウェークローネ(約196億7,051万円)となり、前年同期の14億1,100万ノルウェークローネ(約179億6,446万円)からは増加したが、前四半期の15億5,100万ノルウェークローネ(約197億4,690万円)から減少する結果となった。
EBITDAは1億3,200万ノルウェークローネ(約16億8,059万円)、EBITDAマージンは約8.5%と低調な状況である。
Telenor (India) Communicationsは業績の低迷から2016年9月29日よりインドで開催された周波数オークションへの参加を見送り、英国のVodafone傘下でインドの移動体通信事業者であるVodafone Indiaによる買収も噂されている。
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