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Google Nexus 5 (LG-D820)でAXGPを使えることが確認される



Googleが販売しているLG Electronics製のスマートフォン「Google Nexus 5 (LG-D820)」でAXGP方式を使えることが確認された。
AXGP方式はWireless City PlanningのMVNOという形でSoftBankがSoftBank 4Gとして提供している。
TD-LTE方式と互換性を有するとされており、端末は共用可能とも言われていた。
LG-D820は北米で中心に販売されているGoogle Nexus 5で、TD-LTE 2500(B41) MHzに対応していることが分かっている。
そのため、AXGP 2500(B41) MHzでも使用可能ではないかと期待されていた。
今回の報告では、LTE方式の接続バンドを確認できるLTE Engineeringの画面でLTE Band 41に接続されていることが確認された。
LTE方式の接続バンドの確認は「Google Nexus 5で接続中のLTEバンド表示に成功」を参照してもらいたい。
Band 41であるため、AXGP方式に接続していると考えて間違いない。
PLMN IDが44020となっていることより、SoftBankのネットワークに接続されていることも分かる。
ネットワークの検索を行うとSoftBankとWireless City Planningを検出するはずであるが、AXGP方式はSoftBankとWireless City Planningの両方で吹いており、SoftBankにエントリすると自動的に接続可能となる。
尚、Wireless City PlanningはPLMN IDが44100で、SoftBankのSIMカード挿入時はエントリはできない。
LG-D820でAXGP方式を使えたということは、TD-LTE方式とAXGP方式は電波形式が同じであり、端末も共用化が可能であることを意味している。
基地局の仕様が異なるとの資料も見られたが、電波形式等に影響がない部分で異なっている可能性はある。
TD-LTE方式とAXGP方式が完全に同じかどうかは考え方にもよると思われるが、互換性を有していることは間違いないだろう。
日本でAXGP方式と呼ぶのには政治的な理由もありそうに思うところではあるが…
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LG-D820は基本的に北米で販売されており、その他の地域では販売されていない。
北米においてはGoogle Play Storeの一部の移動体通信事業者が扱っていることを確認している。
基本的に直接購入することはできないので価格は少々高くなるが、「【北米版Nexus 5 LG-D820の手配方法を考える。】」にて手配について記載されており、手配を希望する場合は連絡してみるといいだろう。
WILLCOMがバラ撒いた15円SIMでもAXGP方式に接続可能とのことで、LG-D820はそれを活用できるかもしれない。
今後はTD-LTE 2500(B41) MHzに対応した端末も増えるので、色々と楽しみなところである。
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