国土交通省が乗務中のスマホ使用禁止を徹底するよう関係団体に通知
- 2016年11月08日
- その他国内携帯電話
国土交通省(Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism of Japan)は乗務中における携帯電話やスマートフォンの使用禁止を徹底するよう関係団体に通知したと発表した。
大阪府門真市で貸切バスの運転者が運転中にスマートフォンを用いてゲームアプリを操作する事案が報告されており、これを受けての措置という。
また、2016年10月20日には愛知県一宮市で運転者がスマートフォンでゲームアプリを操作しながら走行していた自家用トラックに小学生がはねられて犠牲になる事故も発生しており、運転中にスマートフォンなどを注視する行為や携帯電話を用いて通話する行為は道路交通法で禁止されている極めて危険な行為である。
2016年1月に発生した軽井沢スキーバス事故を受けて貸切バスの信頼回復のために様々な取り組みを行っている最中に、事業用自動車の運転者が安全軽視の行為を行ったことは極めて遺憾としている。
公益社団法人日本バス協会会長には、会員に対して乗務中の携帯電話やスマートフォンの使用禁止を改めて徹底し、再発防止のための有効な対策を速やかに検討して報告するよう要請した。
一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会会長、一般社団法人全国個人タクシー協会会長、一般財団法人全国福祉輸送サービス協会会長、公益社団法人全日本トラック協会会長、一般社団法人全国霊柩自動車協会会長には、各会員に対して乗務中の携帯電話やスマートフォンの使用禁止を改めて徹底するよう求めた。
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