LG G2の売れ行きが不調、世界で目標販売台数を大きく下回る

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LG Electronicsがフラッグシップとして投入したスマートフォン「LG G2」の販売不振でLG Electronicsの業績悪化に繋がっていると韓国メディアが報じている。
韓国におけるLG G2の販売台数は60万台前後と推定されており、発売からの4ヶ月間における販売台数はLG Optimus G Proの54万台より6万台程度に留まっている。
LG ElectronicsのMobile Communications事業本部は史上最大規模のマーケティング費をLG G2に投じているという。
2013年第3四半期は2000億韓国ウォン(約193億円)以上のマーケティング費が投じられており、その大半がLG G2のマーケティングに費やされたと思われる。
投じたマーケティング費に対して、LG G2の売れ行きは決して良いとは言えないとのことである。
販売不振は韓国のみならずその他の市場でも同様で、世界での販売台数は225万台と推測される。
2013年の年末までに300万台以上を目標としており、それを大きく下回る結果となっている。
LG G2の販売不振は電源キーや音量キーを背面に搭載したりと通常のスマートフォンとは異なる配置を採用することで不便さを連想させることが原因の一つと見られている。
実際に操作性が低くて不便との指摘も多いとのことである。
背面にボタンを搭載したことで、電池容量が減ったことについても魅力を低下させたと指摘されている。
主力のスマートフォンが不振のLG Electronicsは世界におけるスマートフォンのシェアも落としており、トップ3から脱落して5位としている。
Mobile Communications事業本部は2013年第3四半期に797韓国ウォン(約77億円)の営業損失を記録しており、4四半期ぶりに赤字転換している。
LG G2の販売不振が大きく影響されたとしており、またLG Electronics全体の足を引っ張っているとされている。
2013年第4四半期は2013年第3四半期よりもマーケティング費を増やした模様であるが、業績不振は2013年第4四半期も続くと見られている。
・Asia Today
http://www.asiatoday.co.kr/news/view.asp?seq=904935