中国移動向けSony Xperia Z1 L39tは国際版と異なる筺体に
- 2013年12月09日
- Android関連
Sony Mobile Communications製のTDD-LTE/FDD-LTE/TD-SCDMA/W-CDMA/GSM端末「L39t」が2013年11月28日付けで中国工業情報化部の認証を通過した。
中国工信部ではL39tの実機画像が公開されており、国際版及び日本版のSony Xperia Z1とは異なる筺体であることが判明している。
フロントから見て上側面の中央辺りに窪みが見られ、イヤホンジャックが配置されていると思われる。
国際版及び日本版はフロントから見て上側面の左側にイヤホンジャックが配置されているので、L39tは国際版や日本版とは筺体が異なることが分かる。
ケース等を調達する際には十分に注意したいところである。
L39tの詳細なスペックも明らかになっている。
OSにはAndroid 4.2.2 Jelly Bean Versionを採用している。
CPUはクアッドコアで動作周波数が2.2GHzとなる。
チップセットはQualcomm Snapdragon 800 (MSM8974)を搭載する。
ディスプレイは約5.0インチFHD(1080*1920)液晶である。
カメラはリアに約2070万画素積層型CMOSイメージセンサ、フロントに約210万画素裏面照射型CMOSイメージセンサを備える。
中国においてはTD-LTE 2300(B40)/1900(B39) MHz, TD-SCDMA 2010-2025(B34)/1880-1920(B39) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzで通過している。
通信方式はTD-LTE 2500(B38/B41)/2300(B40)/1900(B39) MHz, FDD-LTE 2600(B7)/1800(B3) MHz, TD-SCDMA 2010-2025(B34)/1880-1920(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/900(VIII)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する見通し。
システムメモリの容量は2GBとなっている。
カラーバリエーションは黒や紫が用意されている。
筺体サイズ(長さ×幅×厚さ)は約145.7×73.9×8.55mm、質量は約163.0gである。
中国の移動体通信事業者であるChina Mobile(中国移動)向けに投入される。
Sony Xperia Z1のChina Mobile版となり、Sony Mobile CommunicationsとしてはChina Mobile向けのTD-LTE対応スマートフォンは2機種目となる。
2013年12月16日に中国の広州で正式に発表される予定である。
・中国工業情報化部
http://www.tenaa.com.cn/(S(okt0nq5544cdg5rb4oazvoji))/WSFW/LicenceQ.aspx
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