韓国の携帯電話事業者KTが平昌などで2017年9月までに5Gネットワークを構築へ
- 2016年12月15日
- 海外携帯電話
韓国の移動体通信事業者であるKTは第5世代移動通信システム(5G)の試験サービスを提供するためのネットワークを2017年9月までに構築することを明らかにした。
5Gのネットワークを構築するエリアは首都・ソウルのほか、2018平昌冬季オリンピック大会および2018冬季パラリンピック大会の競技が開催される平昌、江原、旌善、江陵としている。
KTは2018平昌冬季オリンピック大会および冬季パラリンピック大会組織委員会と通信供給契約を締結しており、5Gの試験サービスを2018平昌冬季オリンピック大会および2018冬季パラリンピック大会で披露する計画で、5Gの披露に向けてネットワークの整備を進める。
5Gの試験サービスによるリアルタイム360度VRホログラム映像などリッチな最先端のスポーツ中継サービスを提供する方針を示している。
PyeongChang 5G Special Interest Group (KT 5G-SIG)で策定した5Gの通信規格を元に、通信速度は5Gbpsまで高速化することを目標とする。
KTは1936ベルリン夏季オリンピック大会ではテレビ中継、1964東京夏季オリンピック大会ではカラーテレビ中継が始まったように、2018平昌冬季オリンピック大会では5Gオリンピックとして歴史に名を刻むだろうとアピールしている。
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