ロシアの携帯電話事業者MTSが4.5GとしてLTE-Advanced Proを導入、下り最大700Mbpsに高速化
- 2016年12月17日
- 海外携帯電話
ロシアの移動体通信事業者であるMobile TeleSystems (MTS)は4.5GとしてLTE-Advanced Proを導入した。
キャリアアグリゲーション(CA)の高度化に加えて変調方式に256QAMを導入し、さらに4×4 MIMOを適用して下りの通信速度を高速化している。
各技術を組み合わせて通信速度の理論値は下り最大700Mbpsに達し、ロシアでは最速の通信速度となる。
ロシアの首都・モスクワのほか、サンクトペテルブルク、ウファ、ヤクーツクの一部を下り最大700Mbpsのエリアとしている。
Mobile TeleSystemsはロシアの通信業界のリーダとして5Gに向けた準備を進めているという。
また、ロシアでは2018年に2018 FIFAワールドカップを開催することが決まっており、2018 FIFAワールドカップに合わせて5Gの試験ゾーンを構築する計画である。
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