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Sony Tablet P (SGPT211JP/S) レビュー



Sony Tablet P (SGPT211JP/S)を触ったので簡単にレビューを書いておく。
端末機は開発中で最終バージョンではないということを考慮して読んでもらいたい。
Sony Tablet PはOSにAndroid 3.2 Honeycomb Versionを採用したタブレット型端末である。
2枚のディスプレイを搭載していることが大きな特徴である。
筺体は2つに折り畳んでコンパクトな状態で持ち運びすることが可能である。
折り畳むと画面に傷が入る心配もなく、安心してカバン等に入れることが出来る。
背面の質感はなかなか良い印象である。
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筺体を開くと直ぐにホーム画面が表示されるため、画面ロック解除の画面は出ない。
ホーム画面は2画面表示となっている。
フロントにはハードウェアキーは搭載していない。
クリアキーやホームキー等はステータスバーに表示されるソフトウェアキーとなる。
ステータスバーは下の画面に配置される。
ホーム画面は5面となっている。
スクリーンサイズは1024*960で上側の1024*480の領域が上の画面に、下側の1024*480の領域が下の画面に表示さえると考えて良い。
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ホーム画面の左上にはショートカットを配置することが可能である。
Google検索は強制となっており、他は4つのアプリケーションを自由に配置することが出来る。
右上にはアプリケーション一覧画面のアイコンが配置されている。
ホーム画面を長押しするとウィジェットや壁紙等を設定する画面が表示される。
アプリケーションを配置する際は、アプリケーション一覧画面からも可能である。
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アプリケーション一覧画面では独自UIを導入していることが明確に分かる。
カスタム、アルファベット順、インストール順のに並べ替えることが可能である。
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アルファベット順とインストール順を選ぶと、1画面当たりに表示されるアプリケーションの数が少なくなる。
アプリケーション一覧画面はどの並び順を選択しても2画面表示となる。
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ディスプレイの発色はまずまず良かった。
タッチパネルの感度もそこそこ良いという印象だ。
反応しなかったり誤反応する場面はそれほど無かった。
タッチパネルは1画面表示の際は最大で5点まで同時検知が可能だった。
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2画面表示の際も2枚のディスプレイを合わせて合計で5点まで同時検知が可能となっている。
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一部のアプリケーションにおいて、下記の画像の一番左のアイコンをタッチすると1画面表示か全画面表示を選択することが可能である。
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下記の画像のように1画面表示か全画面表示かの選択肢が現れる。
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標準ブラウザを操作してみた。
ソフトウェアキーボードは下側のディスプレイに全画面表示される。
デュアルディスプレイが生かされている印象である。
キーピッチが確保されており、各キーは押しやすかった。
ただ、ブラウザ上での文字入力はレスポンスが遅く感じた。
Sony Tablet Pに限ったことではなく、他のAndroid 3.x Honeycomb Versionを採用した端末でもブラウザ上での文字入力は不満を感じることはある。
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ブラウザ上でのマルチタッチ及びスクロールは動画を撮影しておいた。

動作は概ねスムーズに動いた。
片方のディスプレイだけでのマルチタッチは勿論、画面を跨いでもマルチタッチが可能であった。
標準ブラウザでのユーザーエージェントは下記の通り。
Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 3.2; ja-jp; Sony Tablet P Build/THMAS02100) AppleWebKit/534.13 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Safari/534.13
カメラはリアとフロントに搭載している。
リアカメラはフォーカスが合いにくく、もう少し調整する必要があると感じた。
特にマクロ設定でマクロ撮影を行うと、フォーカスが合わず酷い仕上がりとなった。
どれだけ改善されるか期待しておきたいところである。
撮影した画像はギャラリーで閲覧可能である。
上の画面に画像を大きく表示して、下の画面に他の画像を一覧表示されることが可能である。
閲覧しやすくデュアルディスプレイを生かした構成であると感じた。
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複数のベンチマークアプリケーションで性能測定を行っておいた。
ベンチマークアプリケーションでの測定結果は、状態によって数値が前後するのであくまでも参考程度にしておいてもらいたい。
使用したアプリケーションはAnTutu Benchmark、Linpack for Android、NenaMark1、NenaMark2の4種類で、全画面表示で測定を行った。
Quadrant Standard Editionではエラーが出たため、結果を得ることが出来なかった。
スコアはAnTutu Benchmarkでは4678、Linpack for Androidのマルチスレッド処理では39.353~43.093、NenaMak1では41.90、NenaMak2では19.10だった。
Nenamark1とNenamark2では1画面表示でも測定を行ってみたところ、NenaMak1では45.80、NenaMak2では29.90とスコアが全画面表示よりも上がった。
解像度がスコアに影響しているものと考えられる。
AnTutu Benchmarkの詳細なスコアは下記の画像の通り。
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Sony Tablet PのFingerprintは下記の通り。
1000.0MHz Sony/nbx02_012/nbx02:3.2/THMAS02100/02100.012:user/release-keys
CPUの動作周波数は216.0~1000.0MHzとなっている。
メモリの容量等は下記の画像の通り。
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今回レビューしたSony Tablet Pのバージョン情報は下記の通り。
モデル番号:Sony Tablet P
Androidバージョン:3.2
ベースバンドバージョン:R3B01
カーネルバージョン:2.6.36.3 integ-build@build8 #1
ビルド番号:0.21.002112009

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今回レビューしたモデルはHSPA+/HSPA/UMTS/EDGE/GPRSに対応しており、日本でもモバイルネットワークを使用することが可能である。
コンパクトな状態に折り畳むことが可能なので、モバイル用に適しているタブレット型端末かもしれない。
全体を通してそこそこ良い印象であったが、カメラは改善してもらいたいと思ったところである。
デュアルディスプレイのタブレットは珍しく、Sony Tablet Pはなかなか面白い選択肢になるのではないかと感じた。
2枚のディスプレイを利用して一つのコンテンツを大画面表示が可能であるが、真ん中にベゼルを挟むので少し違和感を感じるかもしれない。
ドラッグをする際にベゼルを挟んでも特に問題なく操作が出来た。
動作速度等の感じ方は個人によって異なるので、購入を検討している場合は実際に実機を触ってから決断してもらいたいところである。
追記事項があれば、当記事に追記していく予定である。
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