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豪州の携帯電話事業者Singtel Optusが4.5Gを導入



シンガポールのSingapore Telecommunications (Singtel)の全額出資子会社で豪州の移動体通信事業者であるSingtel Optusは4.5Gの技術を導入したと発表した。

豪州の最大都市・シドニーに位置し、Singtel Optusの本社も設置されるMacquarie Parkにおいて、4.5Gの技術を導入したという。

LTE-Advanced Proの技術を4.5Gと呼ぶ事例が増えており、Singtel Optusはキャリアアグリゲーション(CA)を高度化した4コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(4CC CA)および5コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(5CC CA)、4×4 MIMO、256QAMを実装したとのことである。

試験端末を用いた実証実験ではスループットが1.03Gbpsに達したことが明らかにされている。

4.5Gは選択された州都で導入を開始し、12ヶ月かけてシドニー、メルボルン、ブリスベン、パース、アデレードにおけるSingtel Optusのネットワークの7割程度を4.5Gに切り替えるという。

一般顧客は4.5Gに対応した商用端末が登場すれば、より高速化されたネットワークを利用可能となり、2017年中に対応した商用端末が発売される見込みである。

中国のHuawei Technologies (華為技術)と共同で4.5Gを導入しており、4.5Gの導入は5Gに向けた重要なステップとしている。

Singtel Optus

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