フィリピン当局が未使用や未払いの周波数回収を示唆、第3や第4の携帯電話事業者参入も
- 2017年03月04日
- 海外携帯電話
フィリピンの政府機関で電気通信事業などを管轄するNational Telecommunications Commission (以下、NTC)は未使用やライセンス料が未払いの周波数を回収することを示唆した。
主に移動体通信向けの周波数の割当リストを公表し、使用状況やライセンス料の支払い状況を併記しており、未使用やライセンス料が未払いの周波数を明確化している。
NTCは未使用やライセンス料が未払いの周波数は回収して他社に再割当することができると警告を発しており、回収対象となり得る周波数だけで第3や第4の携帯電話事業者を受け入れるのに十分と説明した。
フィリピンでは周波数オークションを実施して携帯電話事業者の新規参入を迎え入れる構想が出ている。
フィリピンではSmart Communications、Sun CellularブランドのDigitel Mobile Philippines、Globe Telecomの3社が携帯電話サービスを提供するが、Smart CommunicationsとDigitel Mobile PhilippinesはPLDT傘下でネットワークの統合を完了しており、実質的に携帯電話事業者は2社の状況にある。
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