SprintとOpen Mobileがプエルトリコの携帯電話事業を統合すると発表
- 2017年02月24日
- 海外携帯電話
SoftBank Group傘下で米国のSprintと米自治領プエルトリコのPR Wirelessは米自治領プエルトリコにおける携帯電話事業を統合することで合意したと発表した。
SprintとPR Wirelessは合弁会社を設立し、合弁会社を通じて米自治領プエルトリコにおける携帯電話事業を手掛ける計画である。
また、米領ヴァージン諸島ではSprintが携帯電話事業を手掛けているが、PR Wirelessとの合弁会社を通じて米領ヴァージン諸島における携帯電話事業も行うことで合意しており、PR Wirelessとしては合弁会社を通じて米領ヴァージン諸島に進出することになる。
合弁会社の経済的持分はSprintが68%、PR Wirelessが32%となり、議決権持分はSprintが55%、PR Wirelessが45%となる。
SprintとPR Wirelessの資産を統合することで、事業の効率化や顧客のモバイル体験向上を実現できるとしている。
取引完了には米国の政府機関である連邦通信委員会(FCC)による審査と承認のほか、その他の規制当局による承認も必要で、すべての承認を得るまで数ヶ月を要すると見込まれており、取引完了までは各社は独立して各ブランドの事業を継続し、顧客に影響は与えないと案内している。
なお、PR Wirelessはブランド名をOpen Mobileとして展開する。
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