韓国のKTが平昌や江陵などで5Gのフィールドテストに成功
- 2017年03月01日
- 海外携帯電話
韓国の移動体通信事業者であるKTは平昌や江陵などで第5世代移動通信システム(5G)のフィールドテストに成功したと発表した。
2018年に韓国の平昌などで開催される2018平昌冬季オリンピックで5Gを披露するために5Gの研究開発を急いでおり、2018平昌冬季オリンピックが開催される平昌や江陵、韓国の首都・ソウルの主要エリアにおいて5Gのフィールドテストに成功したという。
KTは2016年12月にソウルの光化門広場一帯で5Gのテストネットワークを構築し、5G端末を搭載したバスを利用してハンドオーバーの試験に成功していたが、新たに2018年平昌冬季オリンピックの雪上競技場が実施される平昌マウンテンクラスタ、氷上競技が実施される江陵コースタルクラスタ、流動人口が多いソウルの江南駅で5Gのテストネットワークを構築したとのことである。
平昌マウンテンクラスタや江陵コースタルクラスタは遮蔽物が多く、大規模MIMOやビームフォーミングなど5Gで期待される技術を実装し、遮蔽物が多い場所でも5Gによる超高速なデータ通信に成功したとアピールしている。
5GのテストネットワークはKTが主導して国際的なパートナと構成したKT PyeongChang 5G Special Interest Group (KT 5G-SIG)で策定された規格に準拠するという。
フィールドテストの結果は国際的なパートナに伝える計画で、2017年下半期には商用レベルに最適化された5G装置を開発するとのことである。
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