ロシアのMail.Ru Groupがウクライナ政府の制裁を受けて公式声明を発表
- 2017年05月20日
- 海外携帯電話
ロシアのMegaFon傘下でロシアのMail.Ru Groupはウクライナ政府より制裁対象の事業体に指定されたことを受けて公式声明を発表した。
ウクライナ政府による制裁は傘下企業も含まれており、Mail.Ru Groupのフリーメールのサービスのほか、Mail.Ru Group傘下のVKontakte (VK)およびOdnoklassniki (OK)が提供するSNSもアクセスが遮断されることになった。
Mail.Ru Groupは公式声明を通じて、ウクライナ政府による政治的決定に失望したと表明した。
また、同社はウクライナで人気の高いフリーメールやSNSを提供しており、約2,500万人がこれらのプラットフォームを利用してウクライナと世界中の友人や家族とつながっていたが、今はそれができなくなり、ウクライナの人々に損害を与えると主張している。
さらに、インターネットに国境はないと考えており、政治的な行動には参加しておらず、継続すべきことは顧客に役立つサービスを提供することだけとの見解を示した。
Mail.Ru Groupにおけるウクライナの事業は小規模であり、業績予想を見直す予定はないとのことである。
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