韓国向けにHD DMBに対応したLG V30 (LGM-V300S/K/L)を発表
- 2017年08月31日
- Android関連
韓国のLG ElectronicsはFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/GSM端末「LG V30 (LGM-V300S/LGM-V300K/LGM-V300L)」を韓国向けに発表した。
LG Electronicsがフラッグシップとして展開するLG Vシリーズのハイスペックなスマートフォンである。
OSにはAndroid 7.0 Nougat Versionを採用する。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 835 Mobile Platform (MSM8998)となる。
ディスプレイは約6.0インチQHD+(1440*2880)有機ELを搭載し、画素密度は538ppiである。
アスペクト比が18:9のOLED FullVisionを採用してフロントのディスプレイ占有率を高めている。
カメラはリアに光学手ブレ補正対応の約1600万画素CMOSイメージセンサと約1300万画素CMOSイメージセンサのデュアルカメラ、フロントに約500万画素CMOSイメージセンサを備える。
リアのデュアルカメラは約1600万画素CMOSイメージセンサが標準レンズ、約1300万画素CMOSイメージセンサが広角レンズとなる。
通信方式はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/GSM方式に対応している。
LTE DL Category 16やLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)を高度化した4コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(4CC CA)にも対応し、通信速度は下り最大1Gbpsとなる。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)も利用可能である。
SIMカードのサイズはNano SIM (4FF)サイズとなる。
Bluetooth 5.0や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)やNFC Type A/Bにも対応している。
韓国のモバイル向け地上デジタル放送であるT-DMBに対応し、解像度は従来のQVGA(320*240)からHD(1280*720)にアップグレードされたHD DMBを視聴できる。
システムメモリの容量は4GBで、内蔵ストレージの容量は64GBを用意する。
外部メモリを利用可能としており、microSDカードスロットを備える。
IP68に準拠した防水性能や防塵性能に加えて、米国の政府機関である国防総省の調達基準となるMIL-STD-810Gの14項目に準拠した耐衝撃性能も有する。
電池パックは内蔵式で、容量は3300mAhとなっている。
急速充電のQualcomm Quick Charge 3.0やWireless Power Consortium (WPC)が策定したQiによる無線充電も利用できる。
リアには指紋認証センサを搭載しており、セキュリティ性能を高めている。
音響性能が強化されており、B&O PLAYブランドを展開するデンマークのBang & Olufsenが監修したHi-Fi Quad DACを搭載している。
カラーバリエーションはAurora Black、Cloud Silver、Moroccan Blue、Lavender Violetの4色を用意する。
韓国では2017年9月21日に販売を開始する予定で、韓国の移動体通信事業者であるSK Telecom、KT、LG Uplus (LG U+)が取り扱う。
型番(モデル番号)はSK Telecom版がLGM-V300S、KT版がLGM-V300K、LG Uplus版がLGM-V300Lとなる。
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