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インドのTata Group、Tata Teleservicesの解散を検討か



インドのTata Groupの持ち株会社であるTata Sonsは子会社で同国の携帯電話事業者であるTata Teleservicesの解散を視野に入れていることが複数のインドメディアの報道で分かった。

Tata Groupは非中核事業や不採算の中核事業を売却して経営再建を図る模様で、巨額の負債を抱えるTata Teleservicesの事業は不採算の中核事業のひとつとなっている。

NTT DOCOMOがTata Teleservicesから出資を引き揚げてから、Tata SonsはTata Teleservicesの株式を売却または既存の携帯電話事業者との合併を計画したが、具体的な進展はなく交渉などは難航している模様である。

周波数資産を売却して負債を削減、破産の申請や解散など、経営再建のためにあらゆる選択肢を検討しているという。

Tata Groupは傘下企業を通じて携帯電話事業を含めた様々な事業を手掛けるコングロマリットであるが、中核事業のひとつである携帯電話事業から撤退すれば、創業から149年の歴史で初めて閉鎖する中核事業となる。

なお、インドの携帯電話事業者はTata Teleservicesを含めて11社が存在するが、2017年7月末における加入件数ベースの占有率でTata Teleservicesは9位の約3.55%と苦戦している。

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