Samsung SM-G888N0はフォルダブルスマホではなくLTE-R専用スマホに

韓国のSamsung Electronicsが開発中のスマートフォン「Samsung SM-G888N0」は鉄道統合無線網専用のスマートフォンとなることが韓国メディアの報道で分かった。

Samsung SM-G8880N0に関しては多くの外国メディアが折り畳み可能なフォルダブルディスプレイを採用したSamsung Galaxy Xと報じていた。

しかし、Samsung SM-G888N0がSamsung Galaxy Xとする報道は誤りで、鉄道統合無線網専用のスマートフォンになると伝えられている。

韓国では鉄道無線通信で3方式が混在しているが、それを鉄道統合無線網としてLTE-Railway (LTE-R)に統合する計画である。

LTE-RはLTE方式をベースに鉄道の運行管理業務などで活用できるよう開発されており、2010年よりKorea Railroad Research Institute (韓国鉄道技術研究院：KKRI)が主導して開発を手掛け、2014年10月に標準化を完了したという。

Samsung ElectronicsはLTE-Railwayを運用する鉄道事業者にSamsung SM-G888N0を納入する予定で、一般消費者向けの販売はない。

すでに釜山都市鉄道1号線でLTE-Railwayを商用化しており、Samsung ElectronicsがLTE-Railwayのネットワークを構築した。

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