Euronaがバルセロナからマドリードに本社移転、カタルーニャ州独立問題を受けて
- 2017年10月07日
- 海外携帯電話
スペインの通信事業者であるEurona Wireless Telecomは本社をバルセロナからマドリードに移転することを決めた。
Eurona Wireless Telecomが本社を置くバルセロナは独立問題を抱えるカタルーニャ州の州都である。
独自の文化や言語を持つカタルーニャ州ではスペインからの独立に向けた動きが活発で、特にバルセロナはカタルーニャ州独立運動の中心地となっている。
2017年10月1日にはカタルーニャ州独立の是非を問う住民投票が実施されており、投票率は4割程度であったが、独立賛成票がすべての投票のうち9割超を占めた。
住民投票の結果を受けてカタルーニャ州は独立宣言する見込みで、カタルーニャ州で事業を手掛ける企業には混乱を与えることが予想される。
カタルーニャ州独立に向けた動きに伴う影響は不透明であるため、Eurona Wireless Telecomはマドリード州の州都でスペインの首都でもあるマドリードに本社を移転する決定を下した。
なお、Eurona Wireless Telecomは3.5GHz帯の40MHz幅を保有し、郊外を中心として固定通信向けにTD-LTE方式の3.5GHz帯(Band 42)を運用している。
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