OECDが加盟国の月間平均データ通信量を公開

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経済協力開発機構(Organisation for Economic Co-operation and Development：以下、OECD)は2016年における加盟国のインターネットとモバイルデータ通信に関する調査結果を公表した。

OECD加盟国内の成人のうち83%がインターネットを利用しており、インターネットを毎日利用する成人は73%に達し、この数値は2005年のそれぞれ56%と30%から大幅に上昇している。

電子政府サービスの利用率は52%となり、2010年の36%から上昇したほか、欧州連合(European Union：EU)の加盟国では3分の2が携帯電話からインターネットを利用し、2011年の4分の1から増加したという。

また、OECDに加盟する35ヶ国のうち、スペイン、イスラエル、チリを除いた32ヶ国における1人当たり月間平均データ通信量が判明した。

モバイルデータ通信の1人当たり月間平均データ通信量はモバイルネットワークの品質、データ通信容量や料金を含めたデータ通信のプラン、スマートフォンの普及率、SNSや動画配信サービスなどインターネットの利用状況、公衆無線LANの普及状況をはじめとして、複合的な要因で左右される。

国別の1人当たり月間平均データ通信量は下記の通りである。

フィンランド：10.95GB
ラトビア：8.21GB
オーストリア：6.28GB
スウェーデン：4.38GB
デンマーク：4.37GB
エストニア：4.13GB
アイスランド：3.92GB
韓国：3.83GB
ポーランド：3.55GB
アイルランド：3.10GB
ルクセンブルク：2.91GB
スイス：2.71GB
米国：2.67GB
ノルウェー：2.59GB
OECD平均：2.30GB
トルコ：2.22GB
日本：2.12GB
英国：1.84GB
イタリア：1.67GB
フランス：1.62GB
豪州：1.54GB
ポルトガル：1.52GB
カナダ：1.49GB
ハンガリー：1.42GB
スロベニア：1.42GB
ドイツ：1.21GB
ニュージーランド：1.06GB
オランダ：1.02GB
チェコ：0.98GB
ベルギー：0.86GB
メキシコ：0.74GB
ギリシャ：0.72GB
スロバキア：0.66GB

OECD