インドネシアのTelkomselがTD-LTEを導入へ、周波数オークションで2.3GHz帯を取得
- 2017年10月22日
- 海外携帯電話
インドネシアの政府機関で電気通信分野などを管轄する通信情報省(Kementerian Komunikasi dan Informatika:Kemkominfo)は2.3GHz帯の周波数オークションを終了した。
周波数オークションへの参加申請はTelekomunikasi Selular、XL Axiata、Hutchison 3 Indonesia、Smart Telecom、Sampoerna Telekomunikasi Indonesia、Indosatの6社が提出したが、Sampoerna Telekomunikasi Indonesiaは行政評価で参加資格なしと判断されたため、周波数オークションにはTelekomunikasi Selular、XL Axiata、Hutchison 3 Indonesia、Smart Telecom、Indosatの5社が参加していた。
対象の周波数は2300.0~2330.0 MHzの30MHz幅、利用権はインドネシア全土、落札枠は1枠のみとなっていた。
周波数オークションの結果、Telekomunikasi Selularが2.3GHz帯の取得に成功した。
落札額は1,007,483,000,000インドネシアルピア(約84億2,035万円)である。
これにより、Telekomunikasi Selularはインドネシア全土でTD-LTE方式の2.3GHz帯(Band 40)を導入することになる。
なお、Telekomunikasi SelularはインドネシアのTelekomunikasi Indonesia傘下で、Telkomselブランドを展開している。
2.3GHz帯の周波数オークションが終了したため、通信情報省は続けて2.1GHz帯の周波数オークションを実施する予定である。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。