トルクメニスタンの携帯電話事業者MTS-TM、年内に事業閉鎖へ
- 2017年10月24日
- 海外携帯電話
ロシアのMobile TeleSystems (以下、MTS)の子会社でトルクメニスタンの携帯電話事業者であるEconomy Society MTS-Turkmenistan (以下、MTS-TM)は2017年中に閉鎖することが外国メディアの報道で分かった。
2017年9月28日にMTS-TMは携帯電話サービスの提供を停止し、トルクメニスタン政府が所有する国営企業のTurkmentelekomの行為により業務の停止に追い込まれたと明らかにしていた。
MTSおよびMTS-TMはトルクメニスタン政府やTurkmentelekomと交渉する方針を表明していたが、携帯電話サービスの再開には至っておらず、2017年10月16日より返金手続きを開始している。
MTS-TMは大半の従業員を解雇した模様で、トルクメニスタンの首都・アシガバードに位置するMTS-TMの本社事務所では10名ほど、支社の事務所には2~3名ほどの従業員が残っているという。
残った従業員の主要な業務は返金手続きで、従業員に対しては2018年1月1日までに閉鎖すると通達されているとのことである。
MTSは過去にもトルクメニスタン政府の独善的な措置で事実上の追放を受けており、7年ぶり2度目の追放となる見込み。
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