サムスン電子、VerizonとFWA向け5G端末などの供給契約を締結
- 2018年01月05日
- 海外携帯電話
韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)は米国最大の移動体通信事業者(MNO)であるVerizon Wirelessと第5世代移動通信システム(5G)を活用した固定無線アクセス(Fixed Wireless Access:FWA)サービス向けの通信機器供給契約を締結したと発表した。
Samsung ElectronicsはVerizon Wirelessに対して、5Gの通信規格でVerizon Wirelessが開発を進める5GTF (5G Technology Forum)に準拠した通信設備や家庭用端末(Customer Premises Equipment:CPE)を供給するほか、5GTFに準拠したネットワークの設計も行う。
2018年下半期に5Gを活用した固定無線アクセスサービスを商用化する計画で、世界で最初の5Gを活用した商用サービスになる見込みという。
Verizon Wirelessは2017年7月より全米の11都市で5Gを活用した固定無線アクセスサービスの試験を実施しており、Samsung Electronicsは最初に商用化する計画のサクラメントを含めた7都市で5Gの通信設備や家庭用端末を供給してきた。
米国では光回線の普及が10%前後にとどまり、5Gを活用した固定無線アクセスサービスによって高速インターネットの普及が期待されている。
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