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ミャンマーの携帯電話事業者Ooredoo Myanmarが2Gサービスを開始



カタールのOoredooの全額出資子会社でミャンマー(ビルマ)の携帯電話事業者であるOoredoo MyanmarはGSM方式による2Gサービスを開始した。

Ooredoo Myanmarは2014年8月にW-CDMA方式による3Gサービスのみで携帯電話サービスを商用化し、2016年5月にFDD-LTE方式による4Gサービスを開始したが、携帯電話サービスの開始当初より2Gサービスは導入していなかった。

しかし、2017年9月頃より一部の地域から2Gサービスを順次導入していた模様で、結果的にOoredoo Myanmarも2Gサービスを提供することになった。

ミャンマーでは都市部における携帯電話サービスの普及が進んだため、農村部における顧客獲得の争いが激しくなる見込み。

農村人口はミャンマーの人口の70%に相当するとされており、新規参入するTelecom International Myanmarも農村部を中心とする方針を示している。

デュアルSIMに対応した端末で複数のSIMカードを利用する場合、ミャンマーで主流の中低価格帯の端末はほとんどが第二のSIMカードは2Gサービスのみとなる。

ミャンマーでは人気の高いMyanma Posts and Telecommunications (ミャンマー国営郵便・電気通信事業体:MPT)やTelenor Myanmarが優先のSIMカードで使われることが多いが、2Gサービスを提供していなかったOoredoo Myanmarは自動的に第二のSIMカードで使う候補から外れてしまう。

また、農村部では2Gサービスのみに対応した格安のベーシックフォンを使う人々も少なくない状況にある。

これらの状況から苦戦するOoredoo Myanmarは農村部で挽回するために2Gサービスを開始しており、2Gサービスに対応した格安のベーシックフォンも発売している。

Ooredoo Myanmar

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