28GHz帯の5Gに対応したSamsung SFG-D1100がFCC通過
- 2018年03月16日
- 海外携帯電話
Samsung Electronics (サムスン電子)製の5G端末「SFG-D1100」が2018年3月15日付けで連邦通信委員会 (Federal Communications Commission:以下、FCC)を通過した。
FCC IDはA3LSFG-D1100。
モバイルネットワークの周波数は27.50~28.35GHzで認証を受けている。
また、無線LANの周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11 b/g/nに対応しており、2.4GHz帯の無線LANを利用できる。
SFG-D1100は未発表端末の型番である。
屋外向けのCustomer Premises Equipment (顧客構内設備:以下、CPE)となる。
FCCで認証を受けた周波数より、第5世代移動通信システム(5G)の有力な候補周波数帯とされる28GHz帯のミリ波(mmWave)に対応することが分かる。
米国ではVerizon Wirelessが2018年に固定無線アクセス(Fixed Wireless Access:FWA)向けに5Gを商用化する計画で、Samsung Electronicsが通信設備などをVerizon Wirelessに納入することが決定している。
SFG-D1100はVerizon Wirelessの5G向けCPEとなる可能性が高い。
FCCではラベルと端末図が公開されている。
ラベルからは韓国(南朝鮮)、中国、ベトナムの工場で製造することが分かっている。
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