豪州の携帯電話事業者Singtel Optusが5CC CAを導入、通信速度は約1Gbpsに
- 2018年03月16日
- 海外携帯電話
シンガポールのSingapore Telecommunications (新加坡電信:Singtel/新電信)の全額出資子会社で豪州の移動体通信事業者(MNO)であるSingtel Optusはキャリアアグリゲーション(CA)を高度化した5コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(5CC CA)を導入した。
5CC CAはFDD-LTE方式の2.6GHz帯(Band 7)が1搬送波、TD-LTE方式の2.3GHz帯(Band 40)が4搬送波となり、全搬送波で256QAMを適用するほか、FDD-LTE方式の2.6GHz帯は4×4 MIMOも適用する。
下りの通信速度は理論値が約1Gbpsとなり、厳密には988Mbps程度と思われる。
Samsung Galaxy S9およびSamsung Galaxy S9+が5CC CAに対応する最初の端末となり、Singtel Optusの本社が位置するシドニーのマクアリー・パークでは実測値で945Mbpsを記録したという。
5CC CAを商用化した移動体通信事業者は韓国のSK Telecom、香港特別行政区のHutchison Telecommunications Hong Kong Holdings (和記電訊香港控股:HTHKH)に続いて3社目である。
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