中海テレビ放送が米子市で地域BWA高度化方式を活用したサービスを提供

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鳥取県のChukai Cable Television System Operator (中海テレビ放送)は地域広帯域移動無線アクセス(以下、地域BWA)の高度化方式を活用したサービスを開始すると発表した。

地域BWAの制度改正に伴い従来のWiMAX方式より高速な通信速度などを実現する高度化方式の導入が認められ、地域BWAの高度化方式としてTD-LTE方式と高い互換性を有するAXGP方式もしくはWiMAX Release 2.1 Additional Elements方式(以下、WiMAX R2.1 AE方式)を運用できる。

Chukai Cable Television System OperatorはHanshin Cable Engineering (阪神ケーブルエンジニアリング：HCE)のコア設備を利用し、通信方式はAXGP方式を採用する。

2局の無線局免許を取得しており、提供エリアは鳥取県米子市の角盤町および河崎周辺である。

AXGP方式の無線通信を利用して地域の防災や減災、住民に対する情報提供のための無線ブロードバンドサービスの提供が可能となる。

また、提供エリア内で避難所を開設時には防災情報の収集手段として活用できる無料の無線LANスポットを提供し、地域の防災に寄与するサービスの提供を実施するという。

Chukai Cable Television System Operator