フィリピンのPLDTが2018年Q1の業績を発表
- 2018年05月12日
- 海外携帯電話
フィリピンのPLDTは2018年第1四半期の業績を発表した。
2018年第1四半期の連結売上高は前年同期比5%増の388億3,900万フィリピンペソ(約809億円)、EBITDAは前年同期比2%増の167億3,900万フィリピンペソ(約349億円)、当期純利益は前年同期比41%増の69億7,000万フィリピンペソ(約145億円)となった。
前年同期比で増収増益を達成した。
フィリピンペソ(PHP)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)はSmartブランドのポストペイド契約が809フィリピンペソ(約1,685円)、プリペイド契約が112フィリピンペソ(約233円)、TNTブランドが73フィリピンペソ(約152円)、Sunブランドのポストペイド契約が382フィリピンペソ(約796円)、プリペイド契約が80フィリピンペソ(約167円)、PLDTブランドの無線通信が844フィリピンペソ(約1,758円)である。
2018年第1四半期末の事業データも公開されている。
移動体通信サービスの加入件数はSmartブランドのポストペイド契約が1,402,046件、プリペイド契約が20,198,965件、TNTブランドが29,231,950件、Sunブランドのポストペイド契約が1,049,753件、プリペイド契約が6,235,105件、合計では58,117,819件となった。
ブランド別ではSmartブランドが21,601,011件、TNTブランドが29,231,950件、Sunブランドが7,284,858件、支払方式別ではポストペイド契約が2,451,799件、プリペイド契約が55,666,020件である。
占有率はSmartブランドが37.2%、TNTブランドが50.3%、Sunブランドが12.5%、またポストペイド契約が4.2%、プリペイド契約が95.8%となっている。
固定通信サービスではPLDTブランドの無線通信が223,064件となった。
なお、Smartブランド、TNTブランド、Sunブランドのポストペイド契約はSmart Communicationsを通じて、Sunブランドのプリペイド契約はDigitel Mobile Philippines (DMPI)を通じて、PLDTブランドの無線通信はPLDTが直接的に手掛けており、TNTブランドはプリペイド契約のみ、PLDTブランドはポストペイド契約のみである。
Smart CommunicationsはPLDTの全額出資子会社で、Digitel Mobile PhilippinesはPLDTが99.6%出資するDigital Telecommunications Philippines (Digitel)の全額出資子会社である。
PLDTにはNTT DOCOMOが資本参加しており、NTT DOCOMOによる出資比率は8.6%である。
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