フィリピンのPLDTが2018年前半の業績を発表

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フィリピンのPLDTは2018年前半の業績を発表した。

2018年前半の連結売上高は前年同期比1%増の763億6,100万フィリピンペソ(約1,592億円)、EBITDAは前年同期比4%増の331億8,500万フィリピンペソ(約692億円)、EBITDAマージンは前年同期比1ポイント増の43%、株主に帰属する純利益は前年同期比29%減の117億6,200万フィリピンペソ(約245億円)となった。

前年同期比で増収減益を記録した。

連結売上高のうち無線通信事業による売上高は417億1,000万フィリピンペソ(約869億円)となり、連結売上高のうち55%を占める。

2018年6月30日時点の事業データも公開されている。

移動体通信サービスの加入件数はSmartブランドのポストペイド契約が1,425,105件、Sunブランドのポストペイド契約が1,004,537件、ポストペイド契約の合計が2,429,642件、Smartブランドのプリペイド契約が20,261,130件、TNTブランドのプリペイド契約が29,753,534件、Sunブランドのプリペイド契約が6,066,566件、プリペイド契約の合計が56,081,230件、ポストペイド契約とプリペイド契約の合計が58,510,872件となった。

また、PLDTブランドの固定向け無線通信サービスの加入件数は209,237件である。

2018年第2四半期に限定したフィリピンペソ(PHP)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)はSmartブランドのポストペイド契約が813フィリピンペソ(約1,695円)、Sunブランドのポストペイド契約が403フィリピンペソ(約840円)、Smartブランドのプリペイド契約が116フィリピンペソ(約242円)、TNTブランドのプリペイド契約が73フィリピンペソ(約152円)、Sunブランドのプリペイド契約が82フィリピンペソ(約171円)、PLDTブランドの固定向け無線通信サービスが851フィリピンペソ(約1,774円)となる。

なお、SmartブランドとTNTブランドのすべておよびSunブランドのポストペイド契約はSmart Communicationsを通じて、Sunブランドのプリペイド契約はDigitel Mobile Philippines (DMPI)を通じて、PLDTブランドのすべてはPLDTが直接的に手掛ける。

Smart CommunicationsはPLDTの全額出資子会社で、Digitel Mobile PhilippinesはPLDTが99.6%出資するDigital Telecommunications Philippines (Digitel)の全額出資子会社である。

PLDTにはNTT DOCOMOが資本参加しており、NTT DOCOMOによる出資比率は8.6%となっている。

PLDT