インドネシアのNet1 IndonesiaがQualcommと提携、LTE B31対応のデュアルSIM端末を開発へ
- 2018年08月14日
- 海外携帯電話
インドネシアの移動体通信事業者(MNO)でブランド名をNet1として展開するSampoerna Telekomunikasi Indonesia (STI)は米国のQualcommと提携すると発表した。
Sampoerna Telekomunikasi IndonesiaはFDD-LTE方式の450MHz帯(Band 31)を利用してLTEサービスを提供しているが、世界的にBand 31を採用する移動体通信事業者が少ないため、Band 31に対応した端末も少ない状況にある。
Net1のサービスで提供するラインナップとしてはシングルSIMのモバイル無線LANルータと据置型無線LANルータにとどまる。
大手の移動体通信事業者と比べて小規模なSampoerna Telekomunikasi Indonesiaは他社のSIMカードも切り替えて利用できるようデュアルSIMに対応する必要があると認識しており、Band 31およびデュアルSIMに対応した端末を提供するためにQualcommと提携するという。
第一段階ではBand 31およびデュアルSIMに対応したモバイル無線LANルータの開発を進め、第二段階ではBand 31およびデュアルSIMに対応した据置型無線LANルータやスマートフォンの開発を進める方針で、具体的な製品化の時期については言及していない。
Sampoerna Telekomunikasi Indonesiaは農村部なども含めてインドネシア全土でLTEサービスの提供エリアを拡大する方針である。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。