SoftBank網用のKyocera TORQUEかもしれないOMF01が技適通過

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総務省の技術基準適合証明又は工事設計認証を2014年1月後半に通過した端末が公示された。
KYOCERA製LTE/W-CDMA/GSM端末「OMF01」が2014年1月30日付けでTUVを通過した。
OMF01は下記の無線種別でTUVを通過している。
第2条第11号の3に規定する特定無線設備
第2条第11号の7に規定する特定無線設備
第2条第11号の19に規定する特定無線設備
第2条第19号に規定する特定無線設備
モバイルネットワークはLTE 2100(B1) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII) MHzで通過している。
LTE方式の通信はLTE 2100(B1) MHzのシングルバンドLTEに対応していることが分かる。
Bluetoothや無線LANの周波数帯でも通過している。
無線LAN通信は2.4GHz帯のみで通過しており、規格はIEEE 802.11 b/g/nに対応すると思われる。
OMF01は未発表端末のメーカー型番である。
モバイルネットワークの対応周波数より、SoftBankのネットワークを使うために開発されたと思われる。
FOMAプラスエリアに非対応なことからNTT docomo向けは考えられず、CDMA2000方式に非対応なことからKDDI向けも考えられない。
SoftBank向けとしても対応周波数は不完全であるが、日本ではSoftBankのみが使用するW-CDMA 900(VIII) MHzに対応していることからも、SoftBankのネットワークを使うと考えるのが妥当だろう。
NTT docomoのネットワーク接続を確認しているKyocera TORQUE SKT01もNTT docomoの周波数に完全に対応したわけではなく、OMF01の場合も同様と思われる。
OMF01とSKT01は型番規則の雰囲気も似ており、SKT01と同様に移動体通信事業者を通さない販売形態を採用すると推測している。
SoftBankのネットワーク接続を確認したKyocera TORQUEとして発表されることに期待したいところである。
・総務省
http://www.tele.soumu.go.jp/index.htm