スポンサーリンク

LGエレクトロニクスが2018年Q3の業績を発表、スマホ事業は14四半期連続で赤字



韓国のLG Electronicsは2018年第3四半期の業績を発表した。

2018年第3四半期の連結売上高は前年同期比1.3%増の15兆4,270億韓国ウォン(約1兆5,218億円)、営業利益は前年同期比45.1%増の7,488億韓国ウォン(約738億円)となった。

前年同期比で増収増益を達成した。

歴代の第3四半期の業績としては連結売上高は過去最高で、営業利益は2009年以降で最高という。

2018年9月30日に終了した9ヶ月間の連結売上高は前年同期比2.6%増の45兆5,694億韓国ウォン(約4兆4,926億円)、営業利益は前年同期比25.0%増の2兆6,276億韓国ウォン(約2,590億円)となった。

2018年第3四半期における事業本部別の業績も公表されている。

H&A (Home Appliance & Air Solution)事業本部は売上高が4兆8,521億韓国ウォン(約4,784億円)、営業利益が4,097億韓国ウォン(約404億円)となった。

韓国、北米、欧州などの先進市場で販売が好調という。

HE (Home Entertainment)事業本部は売上高が3兆7,111億韓国ウォン(約3,659億円)、営業利益が3,251億韓国ウォン(約321億円)となった。

大型のスポーツイベントの終了に伴う需要の低下によって前年同期比で減収を記録したが、2018年第3四半期の需要は2018年上半期に移動したと認識しているという。

問題のMC (Mobile Communications)事業本部は売上高が2兆410億韓国ウォン(約2,012億円)、営業損失が1,463億韓国ウォン(約144億円)となった。

前年同期比および前期比で赤字幅は縮小したが、依然として黒字転換は実現せず、MC事業本部は14四半期連続で赤字を記録したことになる。

VC (Vehicle Components)事業本部は売上高が1兆1,760億韓国ウォン(約1,159億円)、営業損失が429億韓国ウォン(約42億円)となった。

2018年8月初めに買収したオーストリアのZKW Groupの業績がVC事業本部の業績に反映されており、VC事業本部としては初めて売上高が1兆韓国ウォン(約986億円)を超えたが、原材料や部品の価格上昇や投資額の上昇が影響して小幅の赤字が続いた。

B2B (Business to Business)事業本部は売上高が5,767億韓国ウォン(約569億円)、営業利益が351億韓国ウォン(約35億円)となった。

太陽電池モジュールの販売が減少して前年同期比で減収を記録したという。

2018年第4四半期の展望について、MC事業本部はハイシーズンにLG V40 ThinQをはじめとするプレミアム製品を投入し、業績の改善に集中する計画と説明している。

また、第5世代移動通信システム(5G)の商用化に向けて徹底的に準備を行い、5Gに関連した投資も継続する方針を示した。


LG Electronics

スポンサーリンク

コメントを残す









  • follow us in feedly
  • Recent Entries


  • スポンサーリンク

    Instagram



  • Amazonアソシエイト

  • SNS

  • Calendar

    2023年10月
     1
    2345678
    9101112131415
    16171819202122
    23242526272829
    3031  
  • Archive

  • Select Category

  • LINK