Telia Companyがカザフスタンの携帯電話事業者Kcellを売却へ
- 2018年12月14日
- 海外携帯電話
スウェーデンのTelia Companyはカザフスタンの移動体通信事業者(MNO)であるKcellを売却することでカザフスタンのKazakhtelecomと合意したと発表した。
Telia CompanyはKcellの株式の24%を、またオランダのFintur Holdingsを通じて保有するKcellの株式の51%をKazakhtelecomに4億4,600万米ドル(約506億円)で売却する。
なお、Telia CompanyはFintur Holdingsの株式の58.55%を保有しており、合計でKcellの株式の53.8605%を持つが、それを手放すことになる。
Kazakhtelecomはカザフスタンの政府系ファンドであるFNP Samruk-Kazynaが株式の51%を保有するカザフスタン政府系の企業である。
2018年12月中に取引を完了する計画という。
Telia Companyは北欧諸国とバルト三国に集中する戦略に沿って、2015年9月にユーラシア大陸の7ヶ国、具体的にはネパール、タジキスタン、カザフスタン、ウズベキスタン、ジョージア、モルドバ、アゼルバイジャンの移動体通信事業から撤退する方針を明らかにしていた。
これまでに、ネパール、タジキスタン、ジョージア、アゼルバイジャン、ウズベキスタンの移動体通信事業から撤退を完了しており、ようやくカザフスタンの移動体通信事業からも撤退する。
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