宮崎県延岡市のケーブルメディアワイワイ、PLMN番号440-12を取得
- 2019年01月15日
- Regional BWA
宮崎県のCable media waiwaiは総務大臣よりSIMカードの発行に必要な電気通信番号(International Mobile Subscription Identity:以下、IMSI)の指定を受けたことが分かった。
国際電気通信連合(International Telecommunication Union:ITU)が情報を公開して判明している。
IMSIは3桁の国識別コード(Mobile Country Code:以下、MCC)、2桁または3桁の事業者識別コード(Mobile Network Code:以下、MNC)、最大10桁の加入者識別コード(Mobile Subscriber Identification Number:MSIN)で構成されており、日本では総務大臣が指定する。
なお、日本のMCCは440または441である。
Cable media waiwaiが指定を受けたIMSIはMCCが440、MNCが12となり、MCCとMNCで構成される公衆陸上移動体ネットワーク番号(Public Land Mobile Network Number:PLMN番号)は440-12となる。
Cable media waiwaiは宮崎県延岡市に本社を置く企業で、IMSIは2018年12月に指定を受けた模様である。
主要株主はAsahi Kasei Corporation (旭化成)が筆頭株主で持分比率は50%、宮崎県、延岡市、日向市、門川町、その他の地元企業が合計で50%となっている。
これまでに、Cable media waiwaiは地域広帯域移動無線アクセス(以下、地域BWA)の高度化方式の無線局免許を取得しており、延岡市内でサービスを提供中とされている。
地域BWAの高度化方式としてはTD-LTE方式と高い互換性を有するWiMAX Release 2.1 Additional Elements方式(WiMAX R2.1 AE方式)を導入しており、UQ Communicationsのコア設備を利用する。
Cable media waiwaiはIMSIの指定を受けたことで、自社でコア設備を保有する可能性も考えられる。
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